株と材料 株初心者にもわかる海外市場日本株の関係 NYダウナスダックCMESGXって?
ノミでもわかる株入門
株初心者版:海外市場の影響
 
ここでは、海外市場の影響についての基本をマスターしていきます。海外市場に左右されている地合いだけに、最低限の知識を得ておきたいところです。
海外市場も詳しく見ていくと本当に細かくなってしまいますが、大まかに気にされている市場を分けてみましょう。
  • 米国
  • 欧州
  • インド
特にインドについては、ここ最近特に話題に上がる事が多くなっています。
インドはBRICsと呼ばれている新興国市場の国の1つですが、新興国の中でも下落率も高く、取引時間中に前日比10%以上の指数下落、1時間程取引停止の状況にもなりました。ここのところ新興国にも資金が流入していたため、自国の株安の影響で資金引き上げや債券などの市場への資金シフトで下落率も高く、新興国への投資マネーの影響を見る指標のような形で注目度が高くなったのかとも思われます。
悪材料に引っ張られる為か、ここの所BRICs関連の株の紹介も良くされていた為日本人投資家も多かった為かどうか?気にされ出した最初の理由はわかりませんが、誰もが気にするのであれば自分も気にしておくべきです。現在はインド株式市場が開くと仕掛けも入りやすい状況になっています。大幅下落で取引が始まった場合は、先物などへの売り仕掛けでいきなり日本株も下落するリスクも高くなっています。インド株が軟調な場合には、その動きに注意を払った方が良い状況が続いています。(場中でもインド株の下落に追従するような動きも出たりします)世界株安が落ち着けば、こんなに気にされる事もないんでしょうが、インドへの輸出が好調な企業は何かと話題に持ち上げられたりします。
 BRICsって何?
ブリックスと呼ばれる、ブラジル・ロシア・インド・中国の4ヵ国の新興国市場の事を指します。頭文字を並べた造語です。
欧州についてはほぼ動きが同じため、全体の動きを見て行きます。米国やインド株ほどの影響力はないと(私はですが)思っていますが、現在の地合いの悪さから考えれば、暴落した場合はかなり影響を受ける可能性があります。ですので、チェックは欠かせません。
日本市場は『米国次第』の状態にあると言えます。つまり、現在は市場の影響をもろに受けており、米国の景気先行き不安・インフレ懸念などが落ち着き株式市場の方向性が定まるまでは、難しい相場になると思います。
現在の日本株は一時言われていた程の割高ではなく、テクニカル面やファンダ面でも株価上昇の余地は十分あるはずです。ですから、何で米国に左右されるんだという方もいますが、海外投資家についても考える必要が出てきます。米国の株安で現金化が必要なため日本株を手仕舞う投資家、日本株比率を下げる為に売却しているファンド、よりリスクの少ない債券市場へと資金をシフトさせている機関投資家など、日本の株式市場から資金が流出するのが止まらない限り、上昇力は弱いと思われます。また、日本は輸出企業が多いという事も忘れてはいけません。米国の景気減速が顕著になれば、現状、全世界も影響を受ける事になります。米国の景気悪化は商品が売れなくなるなど、良い影響を及ぼすものではありません。
上記に関連してですが、外資経由の寄付き前注文での売り越しが続いています。市場から資金が逃げているという事は、買い手不在の状況を加速させているという事になります。資金の目減りや、株式市場の軟調で新規参加者が望めない状況では、残念ながら株価を押し上げる程の買い期待を持つことはできません。
BSE指数(インドの株価指数)
 寄付き・1日の株価の動き
日本市場が開いている間は気をつけておきたいところです。特に
  • 前場 13:25(日本時間)開始 (19:00まで)
  • 場中の大きな変動
寄付きは低く寄付くと売り仕掛けが入ったりします。インド市場が開く際には注意しておきましょう。また、大きく株価が動いた際にはこれも同じ動きをする可能性があります。それだけみんなが気にしているからに他なりませんが、場中急騰の際には特に注意してみて下さい。上昇が止まったり一気に下落の可能性もあります。気にしすぎる必要も無いのかもしれませんが、みんなが弱気材料に過敏になってますので、気にしすぎる位が良いのかもしれません。
NYダウ・ナスダックについてはニュースなどでもチェックが可能です。主にダウの動きがCMEなどにも影響を与え、世界で注目される大きな指標となっています。ナスダックの場合は、ハイテク関連株が多いため、ナスダックの動き次第で日本市場のハイテク株にも大きな影響を与えることがあります。株価・225銘柄?日経平均って何?でも触れていますが、日経平均株価へはハイテク関連の値嵩株が大きく影響を与えています。仮にナスダックの下落を受けて日本市場のハイテク関連株が下落すれば、日経平均も下落し他の銘柄への影響も考えられます。そのため、NYダウ・ナスダック共にチェックをしておく必要があります。
 重要指標の発表日
特にインフレ懸念の強くなっている米国ですので、インフレ指標になるような重要指標の発表日はチェックしておきましょう。どちらに転ぶかわからなければ、持ち越しリスクを軽減させるなどの対応も出来ます。
 チャート・終値
米国市場は日本市場と時間がかぶりませんので、終値チェックで十分です。指標発表日には発表前後でどうなったのか見るために分足を見ることもありますが、場中監視していても起きたらとんでもない事になってたというのが現在の米国市場なので、場中監視は日本株だけの運用なら特に気にする必要はありません。ただ、大まかに流れをつかむためにチャートだけはチェックをしておきましょう。
 CME
Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所:シカゴ商業取引所)
先物・先物オプション取引を行ってています。また、農産物や金利などの株価指数以外の取引も行っています。
日経先物が上場しており、日本市場が終了しても取引が続けられています。そのため、日経先物値の寄付きの値が、このCMEの取引値にサヤ寄せ(値が同じになろうと近い数字になることだと思ってください)してスタートします。日本市場の相場の強弱によりCME値より上から始まったり、下から始まったりする事もあります。ですが、ほとんどの場合同じ位で寄付くと思っていて良いと思います。朝のチェックでCME値のチェックもしてみて下さい。先物との裁定取引の関係から、先物の動きと現物の動きも連動する事になります。
シカゴか昨日かなり下げてる=CMEが下がっているという意味でよく使われています。シカゴが下げてるという事は、日本市場の寄付きも下げて始まるという事に繋がります。
 SGX
Singapore Exchange(シンガポール取引所)
金融先物・オプション取引など行っています。
CMEほど気にされる事はありませんが、やはり大きな動きには日本市場での先物も影響を受けます。CME値で特に材料無しの場合、SGXが下げてくれば、SGXの下げで売り仕掛けがと言われる事もあります。取引時間がかぶってるので、日本市場からの影響が大きく単独で動きにくいのでCMEほど話題にはなりませんが、この取引所での日経先物は多く、取引所の中ではかなり主な指数取引となっています。
補足:寄り前にSGXが大きく動いてくれば、日本市場の先物の寄り付きも影響を受ける状況になっているので、状況がかなり弱い場合や反対に強い場合など、SGXをチェックしてみて下さい。
大まかな流れですが、管理人の場合のお話です。
 朝:寄り付き前
  • NYダウ
  • ナスダック
  • 外資寄り前注文
  • CME
  • SGX
  • ザラバ気配チェック
  • 新聞チェック
  • ニュースチェック(指標や発表の結果など)
  • 為替
  • 日証金速報
 前場中
  • 為替
  • ザラバチェック
  • アジア市場
  • 先物・トピックスチェック
  • 出来高
  • 新興指数
  • ニュースチェック
 昼
  • ザラバ気配チェック
  • 出来高
  • ニュースチェック
  • バスケット
 後場中
前場中とほぼ同じと以下が加わります。
  • インドチェック
  • 欧州市場
 午後:大引け後
ひと通りチェックした後
  • インドチェック
  • 欧州市場
  • ニュースチェック
夜はダウやナスダックも気になってチェックしてたりします。
 株投資について
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ここに書かれているものは、株初心者の方のための基本的な事のみです。以上が海外からの影響のすべてではありません。興味のある方は、是非自分でも調べてみて下さい。ここに書かれている以外にもわかる事は多いかもしれません。投資は自己責任で。
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