ページの一番上の表では、一般的な見方を説明しました。普通に考えれば、『株価が上がると思っている人が多いから信用買い残高が増える』『株価が下がると思っている人が多いから信用売り残高が増える』ということになります。
そこでチェックしなければいけないのが、
信用売買では『6ヶ月以内に反対売買をして決済をしなければいけない=信用期日までに返済が必要:制度信用』という規則がある点です。普通に株価が上がり、徐々に信用買い残も増えて、利食いの反対決済が出ても影響のない位の水準・・・であれば、何の問題もないのですが、
突然残が増えて、その後残が増えない・減らない場合は?
- 株価>保有したまま一斉に返済期限を迎える為、売り圧力に押され株価が下落の可能性大(買い残が増えなければ、買い支えはない。さらに下落すれば、損切り決済でさらなる下落を招く場合も)※上げ傾向になれば、下落も一時的
という事態にもなりますし、反対に、
売り残が急に増えて、その後売り残が増えない・減らない場合は?
- 株価>保有したまま一斉に返済期限を迎える為、買戻し圧力に押され株価が上昇の可能性大(売り残が増えなければ、乗っかりで買い参入してくる人も多いので、損切り買い決済も増加して株価の押し上げ要因にも)※下げ傾向になれば、上昇は一時的
という事態にもなります。 単純に増え続ければいいというものでもないので、見極めをするためにも信用倍率の確認も欠かせません。株が上昇するためには株を買う人が増えていかないとならないのですが、投資家は『
買った瞬間から売り手』ということを忘れないようにしましょう。増えれば増えるほど、売らなければいけない人も増えるということですね。
私自身、たまに売買で熱くなってしまう事もあるんですが、「何でそんなとこで売るんだ〜!」なんて。でも冷静な友人はいつも言うんですよ。「買った買ってくれた!なんて喜んでても、買った人達はみんな、もう売り手なんだからね。どこで売ったって、それはその人の好き好き。文句は言えないね。もう上がらないと思えば売るだろうし、資金の回転させるために最適だと思う売り時もあるでしょ。」本当にその通りです。熱くなりすぎた自分に反省です。