はじめての株取引ガイド 「株」ってどんなもの? 会社にとっての役割を見ていきましょう
ノミでもわかる株入門
「株」ってどんなもの
 
株式投資が話題になり、証券会社に口座を開設する人が増えています。また、一般にも株式投資についての関心が増していますが、「株」とはそもそも何でしょう?
株式会社が資金を調達するために発行する有価証券のことです。
 株式の役割
昔々とあるところに、商売(株式会社)を営むAさん(社長)がいました。毎日毎日一生懸命働いていると、商売を営む上で重要な分岐点がやってきたのです。 莫大な儲けを上げるチャンスが訪れたのです。しかし、手放しで喜べる状況ではありませんでした。何故なら、そのチャンスを掴み取るためには、手持ちの資金 だけではどうしても足りないからです。そこでAさんは金貸し業(銀行)を営むBさんのところへ向かいました。
金貸し業(営む)を営むBさん「お金のご利用ですか?」
商売(株式会社)を営むAさん「○○円必要なんです貸していただけますか」
B「○月×日までに金利を付けて返してくれればいいですよ」
A「そのことなんですが、期日を伸ばしてもらえないでしょうか」
B「期日を守れないんならお金は貸せません」
A「そこを何とか貸してもらえませんか」自らが営む事業の内容、莫大な儲けが出るを話した。
B「規則は規則ですので、お金はかせません」
他にあてのない商売(株式会社)を営むAさんは、食い下がります。ここでお金を貸してもらえなければ、莫大な儲けを上げるチャンスを逃してしまうからです。
二人が貸せない貸してくれで押し問答をしているところへ、仲介業(証券取引所)を営むCさんがやってきました。Cさんは間に入り、商売(株式会社)を営 むAさん、金貸し業(銀行)を営むBさんそれぞれの言い分を話を聞きます。そして、話を聞き終えるとAさんに顔を向けてこう言います。
C[お金を借りなくても、お金を調達する方法は他にもあるよ」
次の日、商売(株式会社)を営むAさんは、Cさんの所に向かいました。そこには、多数の人々が出入りする賑わう建物があり ました。中に入ると、仲介業(証券取引所)を営むCさんが側にやってきました。そして、建物の奥にある会議室に案内されます。そこには、投資家が多数いました。
A「この方達が、私にお金を貸してくれるのですか?」
C「お金を貸すのとはちょっと違います。商売(株式会社)を営むAさんには、これから商売のことを話してもらいます。その話に賛同した者(投資家)がいれば、必要な資金を出してくれます。投資であって貸す訳ではないので、お金は返す必要はありません」
C「お金は返す必要はありませんが、利益が出たらお金を分配(配当金)をしなければなりません。口約束だけでは困るので証文(株)を発行してもらいますが、この条件でどうでしょうか?」
資金が欲しかった商売(株式会社)を営むAさんは、すぐさまオーケーをし、自らの商売を熱く語りました。
その後、投資家から資金を出してもらったAさんは、商売を成功することができたのでした。
 相違点
「株」による投資は、銀行でお金を借りるのと似ています。が決定的に違う点があります。それは、返済の義務がない点です。
株を購入するということは、その会社の権利を買うこと、出資をするということだからです。 つまり、経営に参加することができ、会社を運営する上で出た利益は「配当金」という形で受け取ることができます。
会社が事業規模を拡大し価値が高まれ ば、莫大な利益が出ます。そうなれば、当然受け取る「配当金」も莫大になります。しかし、お金を貸している訳ではないので、万が一会社が潰れてしまえば 「株」はただの紙切れとなり、出資したお金を取り戻すことはできません。(虚偽の報告などあれば裁判で訴訟も可能です)
 会社の借金は株主が背負うの?
もし、会社が投資家から集めた出資金した以上の借金をしていたらどうなるのか。倒産した場合の責任は?
株式会社の株主は有限責任しか負わないので、株を購入した金額の損だけですみます。
 株式会社の経営権
欲しい会社があれば、発行している株の半数以上を取得すれば、ただの株主ではなく筆頭株主となり、その会社の経営権を獲得し経営者(社長)になることも可能です。
 株式会社の株はすべて購入可能か
日本における株式会社は必ず株を発行しますが、全ての株式会社の株を購入することができるわけではありません。誰もが購入できる「株」は、証券取引所に「公開」している株式会社の株だけです。
 株価
この取引は、需要と供給のバランスで成り立っています。つまり、株価は買いたい人が多数いれば値段は上がるし、逆に売りたいという人が多ければ値段は下がります。
 証券取引所
株を売買できる場の提供をしています。
 証券会社
株の売買をしたい人の注文受託業務をしています。
よく間違えられるのが
「自分が損をすると証券会社が儲かる」
これは、全くの間違いです。証券会社は売買手数料が売り上げであって、顧客が利益を出しても損失を出しても直接関係ありません。ただ、顧客が損失を出して運用資金が減少すれば、入ってくる売買手数料も少なくなりますから、情報提供や勉強会など積極的に開いています。
「株」ってどんなもの↑TOP(上)へ
-当サイト利用によるトラブルや損害について一切の責任を負いかねます。ご利用の際は、必ず該当サイトで確認を-