貸借対照表(B/S)は、企業の資産の状況を表にしたものです。
下の図は基本構成です。左側を借り方と言い、右側を貸し方と言います。
【資産】現金、預金、在庫、設備(車、工場)などです。売ればお金になる物と考えればいいと思います。
【負債】借入金、もしくはこれから支出をしなければいけないもの。いずれ、お金を返済しなければいけないものです。
【資本】資家から集めたお金、儲かった利益の組み入れ(利益剰余金)となっています。 |
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貸借対照表の基本
貸借対照表は必ず、「資産=負債+資本」になっています。資産が増えると言う事は、借金をするか、増資をするか、もしくは、利益を資本に組み入れることです。基本的には、この3通りしかありません。もちろん、理想は会社が利益を出して資産が増えることです。
貸借対照表の資産・負債・資本の関係
たとえば、あなたが1000万円の家を買ったとします。銀行に500万円、そして残りの500万円は親が出してくれたとします。そして、銀行返済はあるとき払 いで、親のお金は返済不要で良いとという設定です。まあこんないい話、あるものではないですが、あくまでも例えなので我慢していください。
貸借対照表はこの関係に似ています。購入した家は、資産。銀行から借りたお金は返済しなければならないので負債になります。そして、親が出してくれたお金は、返済をしなくてもいいということなので、資本になります。資本とは返済義務のない借金と考えれば、少しはわかり易いのではないでしょうか。
望ましい貸借対照表
貸借対照表の資本が増強されるほど、不況に強い企業となります。資本が増強されるということは、借金を増やすことなく現預金もししくは設備投資という形で資産が増強されるからです。
ではどのような貸借対照表が企業にとって望ましいのか。単純に考えれば、すぐ動かせる現預金が多ければ多いほどいいのでは思うかもしれませんが、それは違います。まず真っ先に見なければいけない科目は、【借入金】もしくはこれから支出をしなければいけないもが含まれる【負債科目】です。仮に現預金
が多量にあっととしても、返済しなければならない借金も多量にあったとすれば、実際は使える資金が少ないことになります。
理想は、返済しなければいけない借金が少なく、すぐに動かせる現預金が余剰資金としてある会社です。しかし、これも貸借対照表だけの場合で、他の要素と組み合わせて考えると、必ずしも理想の財務状況になるかは定かではありません。