株入門 会社四季報見方利用法をチェック!
ノミでもわかる株入門
株式投資に役立つ会社四季報
 
会社四季報 は、東洋経済新報社が年4回発行の、証券取引所に上場している企業全社の情報掲載されている本です。
ニュースを見ている時、チャートを見ている時や買おうと考えている銘柄を見つけた時、気になるとすぐページを開いて、どんな企業なのか業績はどうなのかをチェックしています。そして、その企業の情報を更に知りたいと思ったら、その企業のホームページに行き、IR情報(投資家にどういった企業活動をしているかを広報するページ)を見ています。有価証券報告書などで、詳しい財務情報を確認、そして、チャート、財務情報から最終的に株式投資するのかを判断します。口座を開いている証券会社のホームページでも企業情報は見れるのですが、パッと見たい時に会社四季報は本当に便利です。(PCオフの時)
まずは簡単に企業名が書かれた欄で、どのうような事業をしている企業なのか把握します。ここでの注目点は1つです。海外に事業展開をしているのか、していないか。海外に事業展開している場合は、【海外】とここに書かれています。数字は総売上に占める海外売上の比率です。この比率が高いほど、海外での売上が多いということになります。何も書かれていなければ、国内のみの売上ということです。
何故、海外に注目かといえば、国内の景気よりも、製品を販売している国の景気に左右されるからです。例えば、アメリカでの売上比率が高い企業であれば、アメリカの経済状況に注意を払っておかなければなりません。
その隣の欄にあるのが、会社四季報の独自の取材記事で企業の置かれている状況。そして、これからの予測、注目ポイントが書かれています。一般投資家では知ることのできない情報が書かれているので、必ず読んでおきましょう。特に業績下降とか減益とかマイナスのイメージさせる言葉が多い時は要注意です。
次は、左下段の業績の確認をします。まずは、その企業が黒字なのか赤字なのかそチェックします。赤字(マイナス)の場合は、数字の前に▲(黒三角)がついてます。過去の業績と会社四季報が予測する次期決算の数字が掲載されています。
連結決算で業績が赤字の企業への株式投資は避けたほうがいいと思います。仮に現在株価が上昇していても、いつ下落を始めるのかというリスクを抱えているのであれば、無理に投資をする必要はないのではないでしょうか。やはり売上、利益ともに、毎期毎期増加している企業への投資がおすすめです。そして、最も株価が変動するのではないかと考えられるのが、赤字から黒字へ、黒字から赤字への転換です。この辺りのことを考えながら業績を確認しましょう。
無配(配当がゼロ)だったのが復配(再び配当を出すこと)したり、増配(配当額を増やすこと)となれば、株価が急騰する可能性があります。
低位株、バリュー株を狙っているのであれば、1株株主資本に注目しましょう。1株株主資本は、1株あたりの純資産(BPS)ともいいます。企業の資産を発行済み株式数で割ったものです。仮に今企業が解散したとします。1株株主資が10円であれば、1株持っていれば10円戻ってくるということです。ただし、現実的には10円で買った建物は10円で売れないのでその限りではありません。ただ、1株株主資本は、株価の底値になりやすいので、1つの目安になります。
  • 連と書かれているのは、グループ企業全ての業績となります。A社が、B社、C社を子会社にしていれば、3社合計の業績ということです。
  • 中と書かれているのは、半期(6ヶ月)ごとに行われる決算です。
  • 単と書かれているのは、単独の業績となります。A社が、B社、C社の子会社を持っていても、A社単独の業績になります。
  • 予と書かれているのは、会社四季報が来期の業績を予測したものです。
  • 変と書かれているのは、決算期間が12ヶ月未満のものです。どういう場合があるかといえば、会社設立した期や決算月を変更した時です。例えば、会社設立が6月で決算月12月の場合、1期目だけは変則的に6ヶ月間で本決算をします。
業績を見た後は、チャートで現在のトレンドがどうなのかを見ます。掲載されているのは過去五年の月足チャートなので株価の推移を見るにはちょうど良いと思います。間違っても右下がり(下降トレンド)の株には投資しないでください。株式投資の基本は、安い時に買い高い時に売るなので、底値、もしくは右上がり(上昇トレンド)の銘柄に投資しましょう。チャートの横にあるPER、PBRは信じ過ぎないでください。PER、PBRはあくまでも、現在の株価に対してどうなのかをみる指標なので、最新のものを証券会社のホームページ、YAHOOファイナンスなので確認しましょう。
財務についての注目は、株主資本比率です。株主資本比率が高いということは、借金などの負債が少ないということになります。高ければ高いほど倒産しにくい企業ともいえます。一般的には、30%以上あると安全と言われています。
財務については貸借対照表(B/S)を分析するを参考にしてください。
そして、もう1つ大事なのがキャッシュフローです。これでお金の動きが健全かどうかを判断します。1番いいのは、営業CFがプラスで、投資CF、財務CFが▲(マイナス)です。1番悪いのは、営業CFがマイナスです。キャッシュフローについてはキャッシュフローの重要性を参考にしてください。
長期投資ならファンダメンタルズ(業績など)分析が重要になってきます。投資しようと考える銘柄がみつかったらチャートだけで判断は絶対にしてはいけません。もっと言うなら、会社四季報に載っている情報だけでなく、欲しい銘柄のホームページにいき財務情報を確認しましょう。わからないからいいよ、なんて思わずに、必ず財務情報を見ましょう。始めからわかる人なんていません。わからなくても見る癖をつけるということが大事です。そして、わからなければ調べればいいんです。最低でも前期、前々期と比べて、現預金は減っていないか、借金は増えていないか、在庫が急激に増減していなかだけでも確認しましょう。
短期投資なら企業の財務状況なんて関係ないなんて思うかもしれませんが、投資先企業を選ぶ際には重要だと思っています。理由は、チャートは長期で見るとファンダメンタルズ(業績など)で推移すると考えているからです。ファンダメンタルズが良いと、もちろん短期的には上下はあると思いますが、長期では株価は上昇トレンドを描き、突然急落するとが少なくなります。短期だろうと、長期だろうと、現物での株式投資をする上で最も大事なのは、チャートが上昇トレンドだと考えています。なので、最低でもで会社四季報で業績を確認することをおすすめします。
少額投資といっても、ウン万円の投資になるのですから損してもいいという気持ちで株式投資をするのは止めましょう。本気で儲けようと考えているのなら、毎日10分でもいいので日々勉強と研究です。
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