はじめての株取引 初心者のための株式分割基本知識 旧方式と新方式はどこが違うの?
ノミでもわかる株入門
株式分割って何?
株式分割というのは、文字通り1株を分割する事を言います。
1株90万円の株を3分割になると→30万円の株が3株になるという事になります。1株当たりの株価は下がりましたが、合計すれば90万と、変わらない事になります。
 株式分割理由
株式分割理由 1株当たりの株価が安くなることによって
参加できる投資家が増える

株式の流動性が上がる。

1株当たりの株価が安くなれば、それまで買う事のできなかった人も参加できるようになりますので、人気銘柄であればある程、購入したいと思う人は増えていきます。
  • 企業にとっては、株価上昇しやすい環境
  • 保有している人にとっては、配当メリット(1株あたりの配当変更なければ)や株価上昇による利益が発生
分割については、各証券取引所も企業に対し50万以内での売買ができるよう要請をしています。これは、個人投資家も含めて投資しやすい環境を作るためというのが理由です。ここまで読んでいただくと分かるように、株式分割のニュースは通常好材料-特に以前はそれは顕著な傾向にありました。

※1:5分割の場合の比較
以前の分割方式 1株を5分割

親株1株+子株4株

親株の取引OK
子株4株について取引が可能になるのは2ヵ月後

株の大部分が取引できない状態で、株不足の状況に
新分割方式 1株を5分割

親株1株+子株4株

親株の取引OK
子株4株についてもすぐに環流できるように変更
(各証券会社で、売買可能日の確認必要)

以前のような株不足の状況はなくなります

ここで言う『環流』というのは、『市場で流通=売買できる状況』だと覚えてください。よく使われる言葉です。
以前は2ヶ月というブランクのために、株式分割で急騰の銘柄もありました。1:100であれば、99株は2ヶ月しないと取引できないという事になりますから、欲しい人が多ければ、親株1株に対して買い注文が殺到する事になります。
じゃあ以前は株式分割になればすべての銘柄は上がったんですね・・・という訳でもありませんでした。人気銘柄に株式分割が多く、さらに買いを集めていましたが、人気のない銘柄は分割しても人は集まらず、さらに1株当たりの配当を下げると言えば・・・結果は容易に想像できます。
以前のような株式分割方式について、「子株が環流になればどうなるの?」という疑問が生まれると思います。
>分割で1株の株価は安くなります。
>欲しい人が集まります。
>欲しい人に対しての株が足りなくなります。
>株価は上昇します。
この後ですが、
>子株環流できれば、株不足の状況はなくなります。環流時期前に売却を考える人が増えます。
>株式分割の権利を持っている人の中には、株数が増えた事で、子株のうちの一部を残して他の銘柄の購入検討をする人が現れます。
その為、子株環流時期になると株価が下落しました。
現在は、新方式になっているので、この2ヶ月の子株売却の待ち時間もなくなり、需給バランスの崩れもなくなります。以前のように異常な株価上昇の現象もなくなると思います。
以前のような極端な需給悪化の上昇はなくなりました。人気のある株の分割のニュースは好材料として受け止められる場合が多く、「株式分割を好感して買われている」というニュースも耳にします。ただ、株数が増えるので実際に分割になった場合には、すぐに売却する人も多く出てくる事も考える必要があります。分割前には上昇していた株価が、子株が売られて下落のリスクも十分有り得ます。
もし以前も株式分割が行われているような銘柄であれば、以前の分割の際にはどんな様子だったのかを調べてみるのも良いと思います。(子株環流後の動き)
株式分割のスケジュールについては、下リンクを見てください。すでに新方式での分割をしている企業もあります。新方式については始まったばかりなので、様子を見ていきたいと思います。株式分割予定の銘柄については、証券取引所・証券会社のサイトでも確認が可能です。
※子株の口座反映時期など証券会社によって異なる場合があるので、必ず口座開設をしている証券会社の情報を確認しましょう。信用担保にしている株の場合は、さらに注意が必要です。不明な点は、証券会社へ問い合わせする事をおすすめします。
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