はじめての株取引ガイド 日経平均株価225銘柄って何? 平均株価の計算方法・みなし額面など
ノミでもわかる株入門
日経平均株価・225銘柄って何?
日経平均株価という言葉、株の取引経験がなくてもよく知っている言葉だと思います。TVのニュースなどでも当たり前のように使われている言葉ですが、日経平均株価って一体何でしょう?
 日経平均株価
225銘柄の平均株価を算出した指数の事を言います。
 225銘柄
東京証券取引所第1部上場銘柄から日経新聞社が選定しています。
まず日経225銘柄ですが、銘柄一覧 (NIKKEI NET)でどんな銘柄が選定されているかを確認する事が出来ます。業種については以下のようになっています。
 業種一覧
●食品  ●繊維 ●パルプ・紙 ●化学 ●医薬品 ●石油 ●ゴム ●窯業 ●鉄鋼業 ●非鉄金属製品 ●機械 ●電気機器 ●造船 ●自動車 ●輸送機器 ●精密機器 ●その他製造 ●水産 ●鉱業 ●建設 ●商社 ●小売業 ●銀行 ●証券 ●保険 ●その他金融 ●不動産 ●鉄道・バス ●陸運 ●海運 ●空運 ●倉庫 ●通信 ●電力 ●ガス ●サービス業
平均株価の計算ですが、銘柄によって株価は変わってきますので、単純に足して225で割ったとしても平均株価は出てきません。
そこで使われるのが「みなし額面」による計算法です。「みなし額面」というのは、言葉の通り○○とみなした場合の額面となります。日経平均では、基本的に『50円換算』によって計算をしています。つまり、「50円とみなした場合」の株価で計算するという事です。(株式分割などの場合には考慮したみなし額面になる為、株式分割で株価が1/2や1/3になったら1株当たりの株価が下がるので、日経平均も下がるというような事は起きません。その場合は分割比率に基づいたみなし額面計算になります )

日経平均株価= みなし50円換算した225銘柄の株価の合計÷除数

なんだか計算式だけみてもぱっとしませんね(私が計算苦手だからかもしれませんが)。また、みなし50円換算の計算や除数についても、初めて見れば「それ何?」という感じです。ですが、これから株取引をするなら必ず関連してくる日経平均ですから、今回だけは面倒でもどのように計算をするのか流れを見て行きましょう。

みなし50円換算= 株価×(50円÷みなし額面)

みなし50円換算の計算は以上の計算式で出す事ができます。ココで「ふむわかった」と言う方、すごいです。多分、かなり以前から株式投資している方ですね。わからない方、知らなくても全然大丈夫ですよ。今日軽く覚えてしまいましょう。
そもそも『みなし』額面とはなんでしょう。”みなし”という言葉をわざわざ使ってるのにも理由があるんです。
2001年10月に商法改正があったのですが、その際に株式の額面制度は廃止になっています。この額面制度の廃止までは、額面株式と無額面株式が混在した状態にありました。この時の最低額面株価は5万円(1982年施行)。
何が問題になったかというと、株式分割をしたい場合には、この額面株価が決められていると自由に株式分割できないことにありました。最低額面株価が5万ということは、分割後の額面株価が5万を切るような株価であれば分割できないという事になります。
個人投資家を増やして市場参加のしやすい環境を考えれば、時代に合った法律になく商法改正で足かせの額面株式を廃止することになりました。その為、現在は無額面株式で統一されています。(無額面といっても別に1株いくらと価格がついていない訳ではないので、特に違うという事はそんなにありません。この改正時に単位株制度も廃止になり単元株制度に変わっています)
ここで『なんでみなしなの?』の話に戻りますが、『現在額面制度を使用していないので、みなしという言葉をつけている』というのが理由です。

みなし50円換算= 株価×(50円÷みなし額面)

みなし額面についてですが、ほぼすべてが50円換算ですが、例外もあります。50円以外の銘柄については、日経平均株価みなし額面一覧(NIKKEI NET:※PDFファイルです)で確認ができます。

例)現在株価40万円でみなし額面が5万円だった場合
400,000円×(50円÷50,000円)=400円
となります。これを225銘柄計算して足したものを除数で割れば、日経平均株価が算出されます。
 除数

除数 銘柄入れ替えや株式分割などで修正されます。
・除数は日本経済新聞のマーケット総合欄
NIKKEI NETニュースページなどでも確認できます。
この除数は覚えておかなくても、ずっと同じ数値が使われるのではなく修正されるものだと覚えておけば良いと思います。
銘柄については、現在選定されている銘柄が永遠225銘柄という訳ではありません。流動性の高い銘柄を選定して平均化している為、流動性の低い銘柄は高い銘柄へと入れ替えられます。銘柄変更については銘柄変更履歴 (NIKKEI NET)で確認できますが、2000/04/24の大幅入れ替えの際は話題になりました。
日経平均銘柄には流動性の高い銘柄が選定されています。流動性が高い銘柄というのはイコール人気銘柄ともいえます。その為、すべての銘柄の平均の動きというより、市場を引っ張っている銘柄などの乱高下などにつられる傾向にもあります。
取引の多い人気銘柄が株高になれば、つられて上がりますが、下がる時も同様となります。大幅下げの場面ではソフトバンク株の下落による部分も大きかった為「本日の日経平均株価の下落の40円はソフトバンクの下落によるもので・・・」と言われたりもしました。すべての株で計算しているのではないので、対象の225銘柄の値動きによって左右されるのは当然の結果ともいえます。
  • 225銘柄の動きに影響される
  • 値がさ株(株価の高い銘柄)の動きに影響される
日経平均の動きは、上記に影響されるといわれています。
225銘柄にどんな銘柄が組み込まれるかによっても大分変わってくるかもしれませんね。また、値がさ株の場合は、発行株式数も少ないため、株価が上にも下にも動きやすくなっています。株式発行数が少ないと売り物も少ないので買いたい人はどんどん上で買っていくことになりますし、売りたい場合は買い方も少ないですから売りたければ希望価格以下でも売らなければならなくなります。値がさ株にはハイテク関連株も多いため、影響も大きくなっています。
 ひとこと
日経平均ってどんなものか何となくわかると、見方も変わってきませんか?何となく銘柄を覚えてると、本日の値上がり銘柄・値下がり銘柄業種を見て「あー」と何とも言えない声を出してしまう事もしきりです(ほとんど反省)。
そうそう日経平均といえば、忘れてはいけないというか、どうしても気になるのが『日経平均連動』という言葉。また、TOPIX・先物・東証指数などなど、「○○と連動してるから」なんて言葉気になりますよね。指数連動って一体何かとお思いの方もいると思います。本日第二木曜日のため「SQ算出を明日に控えて売買の思惑が・・・」なんてニュースも出てますがこれも指数に関係ありです。興味のある方は是非調べてみてください。
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