ハイリターン
現物取引のメリットは、自己資金より大きい売買力があるため、チャンスを生かすことができればハイリターンを望める点です。例えば自己資金30万で購入の30万円の株が34万円になったとしましょう(手数料などは加味しないで考えて下さい)。その場合、
- 現物取引:34-30=4万の利益です。
- 信用取引:34×3-90=12万円の利益です。(3倍で計算します。委託保証金率は各証券会社で確認を)
同じ資金であっても、上記のように利益幅は大きくなります。
『なぜ3倍なんでしょうか?』
証券会社ごとに『保証金率』というものが定められています。ほとんどの証券会社は31%〜33%で設定してある為、100%取引する場合、約3倍の取引になるということから3倍で計算しています。
下げ相場でも利益を取る事ができる・リスクヘッジ
そして、信用取引の代表的な特徴は、『売り』注文から入れるという事です。ちょっと感覚的に分かりにくいかもしれませんが、最終的に『買い』注文で売買決済を行えば良い取引です。
売り注文とはどんなものかを見てみましょう。
>これから株価が下がると予想(現在30万円)
・売り注文を入れる
・株価が25万円に下がる
・買い注文を入れる
売り注文時:30万
買い注文時:25万
最終的に『売り』『買い』の注文が入っていれば、その差額を利益として獲得する事が可能です。安い時に『買い』を入れて高い時に『売り』を入れてあると同じ事になります。信用取引の場合、証券会社から株を借りて『売り』を建てておいて最終的に買い戻すという方法で差額を受け取る事ができます。その特性を利用して現物株のリスクヘッジとしても使われます。
塩漬け株など眠っている資産の運用ができる
売却して損失を出すのが嫌で塩漬けになっている株は、株価が上昇しなければどうにもなりません。その場合、資金を眠らせておく事になる為、機会喪失のデメリットも大きくなります。しかし、信用取引の場合、保証金を現金で入れる代わりに代用有価証券を担保とすることが可能なため、塩漬け株もしっかり活用する事が可能です。
塩漬け株は保有のままで、他の銘柄で売買していく事が可能なので、利益を上げていく事も可能です。