株入門商品取引心構え
商品取引心構え
「商品取引」の面白さは、株式投資と同様に通常では考えられない利益を得られるところにあります。商品取引には「現物取引」と「先物取引」というものがあり、通常一般の人が投資をする場合「先物取引」市場での取引を利用します。

先物取引は、よく知られているようにハイリスクハイリターンが 基本です。値動きのあまりない商品(金などの貴金属)もありますが、値動きの激しい商品(小豆などの穀物やゴム、また最近ニュースなどでも騒がれている原 油など)もあります。短期間で利益を上げようと思えば、当然、値動きの激しい商品を選ぶことになると思います。また、先物では信用取引のように、委託証拠 金を支払えば実際の手持ち金の10倍ほどの取引(委託証拠金は商品の金額の5%から10%)が可能です。そのため、利益を追求するあまりに損失のことを考 えずに自分の資金力以上の取引をしてしまうケースも少なくありません。

商品の値動きは常に不確定です。どの商品を選ぶかにもよりますが、天候や災害・為替・経済状況・内紛・戦争などあらゆるものに影響され金額が上下します。 どんなに分析をしてチャートや情報に精通しても、これを予想するとなると100%的中は絶対に無理だと思います。

ずっと底値はココだと言われていた金額を大幅に下回る
今年は豊作と言われていた穀物が突然の災害で不足になる

予想できない事もたくさんあります。

投資すると利益もメリットもいっぱいだから取引しよう・・・なんて事は絶対に言いません。純金積み立てなど先物市場や現物市場を利用した貯蓄型の商品なら いいかもしれませんが、投資となれば話は別です。なんとか少ない資金を増やして生活を楽にしたいという人にはおすすめしません。成功本もありますが、本当 にそのような状況で成功している人は僅かです。余裕を持った資金で(生活費とは別の)、利益は利益で損失は損失で気持ちの切り替えが大事です。

自分ルールで取引をしましょう!

先物の良い部分もちょっと説明しておきます。

先物取引は怖いばかりではありません。小さい金額で取引ができるので、少資金の運用にも向いていますし、取引期間の途中でも下がりそうな時は「売り」注文 から・上がりそうな時は「買い」注文から入ることも可能なので、余分な取引待ち期間がありません。

取引期間内に売買を成立させれば良いので、買い注文を入れた商品が下がり続けても、追証拠金を払って担保補填をすれば将来的に利益が上がる金額まで持ち続 けることが出来ます。また、下がり続けるようなら早いうちに損切りをして売り注文を入れれば損失分以上の利益が上がる可能性もあります。このようにリスク 回避の方法もあります。

先物取引の仕組みを知って、自分なりに取引を楽しめるようになればいいですね。

利益が出ても損が出ても自分自身の責任の下に取引をしていることを忘れないで下さいね。商品取引の会社は、皆さんの利益や損失で会社を運営しているのでは なく取引手数料収入で会社の運営をしています。損が出ても商品取引会社が損失の補填をしてくれることはありません。

平成に入ってからの法改正で、勝手に商品取引会社が売買をすすめるような事や取引をしてしまう事はなくなりました。つまり営業マンのいいなりになって損を する事がなくなった代わりに(それまでは勝手に売買してしまう会社もあったようです)、すべて自分の責任になりました。また、商品取引の会社もリスクやよ り詳しい説明を利用者に提供してくれるようになりました。商品取引をする私たち一般人には、環境が良くなり取引しやすくなったと言えます。

文句を言う場所は自分自身のみ。上手に取引をしていきましょう。法改正でさらに投資家保護が強くなったので、取引の安心感は強くなりました。

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