はじめてのテクニカル分析 株の売買タイミングとポイントの注目点を解説 上値抵抗下値支持の見方は?
ノミでもわかる株入門
株の売買タイミングとポイント
 
株の売買タイミングを見極めるためには、株のターニングポイントをしっかりチェックしておくことが重要です。このターニングポイントは節目とも呼ばれますが、上値・下値の予測がある程度できる為、勝率もUPしますし、上手く損切りもできるようになります。
「今は買い時なのか」「今は売り時なのか」「どこを目安に売るか」「どこまで来たら買いか」自分の参考になる目安があれば心強いですよね。一般にこの節目のポイントは、多くの投資家が意識する価格帯になるので、みんながどのように考えているかの判断にもなります。
最初に大まかに売買判断に使われるポイントを見て行きましょう。
  • 上値の抵抗帯になりやすい価格の判断
  • 下値支持線・下支えになるだろう価格の判断
  • トレンド変換の判断
では、どのような価格が上値・下値の判断になるのでしょうか?
 上値抵抗価格の目安
  • 直近の高値(超えている場合は年初来高値または昨年度高値)
  • 出来高の多い価格帯
  • トレンドライン(下降トレンド時の高値を結んだライン・最近の高値を結んだライン)
  • 移動平均線
株価は常に動いていますが、上値抵抗帯付近では、この価格を超えられるかどうかがポイントになってきます。超えていく力が大きければ、さらなる上昇局面に突入の期待も高まります。反対に、これ以上上がらないと判断されれば、売り圧力が強まることになります。ここでは、売りと買いの思惑が交差して売買も激しくなります。
 どんな現象が起きるか
  • 直近の高値付近なら、ここが天井だと判断する人も多くなる為、売り圧力が通常より大きくなります。信用売買が可能な銘柄であれば、信用売りを入れてくる人も多いでしょう。
  • 直近の高値で跳ね返される場合、やはり超えられないと思った人の売りが混んできます。
  • 何度高値にチャレンジしても超えられない場合は、失望売りや調整などで少々下値で株価が推移することになります。
  • 高値・移動平均線を難なく突破した場合は、かなり強い上昇力が働いている為さらなる上昇が見込めます。
  • 移動平均線にそって跳ね返される場合は、移動平均線のライン自体が上値抵抗線となり、下降している場合はこの移動平均線に沿った価格で売り圧力が大きくなります。
  • 価格帯の出来高が多いと言うことは、その価格で買った人が多いということです。一旦下げから上昇に転じて、過去に売買の多かった価格帯まで来ると、売りが出やすくなります。(塩漬け状態で動きの取れなかった株主が、やっと戻ってきたと処分したりするため)
 対処方法
上値が重い・値動きが重いと感じたら、一旦利益確定をするのも方法です。
自分が感じたのであれば、多分他の人達の多くも同じ事を感じているはずです。上値目安付近では、上記で書いたように通常より売り圧力が大きくなる為、値動きも重くびっくりするような売り板も登場したりします。その場合は「調整」局面に入る場合が多いので、一旦利益確定をして調整局面での安値で拾い直す(再び買う)のも手です。調整というのは、これまで上昇していた株価が短期的に下がる事を言うのですが、上昇トレンドでの調整局面と言うのは絶好の押し目買いのチャンスとも言われています。利益確定売りも出ますが、買い手も入れ替わる為、さらに上昇するだろうと考える株主が増え売り圧力も弱くなります。(利益確定売りで下げたところの安値で買えればGOOD!ただスピード調整の時はあっという間に調整が終わってしまうので、タイミングに自信がなければ保有していた方がいいかもしれません)
上値突破の力が強ければ・上値抵抗となっていた移動平均線を確実に上回れば、買いを考えます。>>>現在新高値更新中の株も多いと思います。上値での買いが積極的であれば、さらなる上昇が見込めますし、移動平均線が上値抵抗線になっている場合は、その移動平均線を上抜けて落ち着けばトレンドが変化していきます。下降トレンドから上昇トレンドに転換すれば、絶好の買い場となります。今までの下降から上昇に転換ですから、トレンド転換時というのは、株価の底の状態にあります。完全なトレンド転換なら、これ以上の下落のリスクは負わずに済みます。
  • 直近の下値
  • 出来高の多い価格帯
  • トレンドライン(上昇トレンド時の下値を結んだライン・最近の下値を結んだライン)
  • 移動平均線
下値支持ラインでは、これ以上下がらない・リバウンドが予測される価格となります。購入の際にこの価格を意識しておけば、購入後の下落のリスクは少なくなります。反対にこのラインを下抜けるようならさらに下げ局面になる可能性も出てきます。ここでは、売りと買いの思惑が交差して売買も激しくなります。
 どんな現象が起きるか
  • 下値支持線と言われるトレンドラインや移動平均線まで価格が下落した場合は、これは買いの好機だと買いが集まりやすくなります。
  • 何度も下落局面を迎えても、このラインや移動平均線を下回らないとなれば、この価格より下落するリスクは少なくなるので、リバウンドでの上げ幅も大きくなる場合が多いです。
  • 価格帯の出来高が多いと言うことは、その価格で買った人が多いということです。買いが多い価格帯が下落局面にあれば同じように買い支え(買い得感からの買い)を期待できます。
  • 下値支持線を超えて下落した場合は、さらなる下落の可能性が高まります。5日移動平均線を下回ったら25日移動平均線まで落ちてくるか・日足でのチャートの下値支持線を越えた場合は、週足で見ての下値支持線まで降りてくるかなどを見ます。下値支持線を越えての下落は、失望売りや手仕舞い売りも誘うことになります。
  • 下降トレンド下値で一旦移動平均線を上抜けた後に、移動平均線を上回りその位置をキープしているようであれば、トレンドが上昇トレンドに転換した可能性が高くなります。トレンド転換とわかれば、さらなる買いが集まる可能性が高いです。
 対処方法
下降トレンドから上昇トレンドへと転換と判断したら、買いを考えましょう。
トレンド転換時は、迷いも多く「ここが本当に底でトレンドは変わるのかな」と多くの人が思うので、底時点では横ばいや出来高もそんなに増えずに移動平均線上を上下したりします。ただ、移動平均線を越えた価格をキープしながら、移動平均線が鍋底のように弧を描くように上昇していけば、上昇トレンドに変わった可能性が高くなります。ここでは、底の脱却のみになるので下落のリスクが少なく買い時の判断にも安心が生まれます。上昇トレンドになれば株価は上昇していくことになりますので、絶好の買い時になると言えます。
下値支持線を越えての下落の場合は、これからのさらなる下落リスクを考えましょう。一旦手仕舞うのも方法です。>>>下値でのリバウンドや買い支えを期待していたのに思惑通りにいかない場合は、さらなる下落の可能性が高くなります。5日移動平均線や(10日)25日移動平均線・また、直近の下値支持線を下回ると手仕舞い売りなども(損切りや利益確定)増えるため、売り圧力は強まります。圧力が強ければ、一旦手仕舞って底値をつけたと思われる際に買い直すのも方法です。ずっと持ち続けるよりは、精神的にもいいですし、資金を眠らせておくことにはなりません。
今回のポイントは上昇局面での上値を意識した局面や、上昇トレンドでの調整局面・また底値からの脱却時や急激な下落局面などで意識される価格帯です。実際に自分自身で取引する際の売買タイミングの目安の1つとしても利用しています。特に上昇トレンド転換時や調整局面での買いタイミングなどに役立っています。
  • 上値抵抗線を抜けられない・・・手仕舞う・利益確定
  • 下値支持線よりさらに下落・・・手仕舞う・損切り
 手仕舞い
自分の予測がはずれたら手仕舞い。この方法で、損失を大きくしない取引をするようにしています。もし、手仕舞ってから上昇してしまったらきっぱり諦めてます。(期待して持ち続けて良かったことって・・・無い気がします。反対に手仕舞ったら爆上げもありましたけど)どこで損切りするかを判断するのも大事だと思っています。(もちろん、もったいない薄利での利益確定もなくなりますよ)
 役に立つことは?
チャートやファンダメンタルズ・ニュースなど、株を取引する際に自分なりに参考にするものがあると思います。それにこのポイントを取り入れることで役に立つことは?
損切りもそうですが、
  • さらに落ちそうな場面での買いの可能性は低い(安値で買える確率が高い)
  • 高値で買ってからの下落の可能性は低い(高値掴みでの買いの確率が低い)
反対に行けば手仕舞い判断も強みです。組み合わせるだけで少なくとも以上の事は実践できていると思います。
 売買タイミングのヒント
実際に、銘柄によって癖などもあるのでパターンもいろいろあると思います。是非、好きな銘柄をじっくりチェックして見てください。ちょっと、みんなの考えている事が見えてくるかもしれません。
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